ハルジオン(春紫苑) 学名:Erigeron philadelphicus   戻る
分類:キク科・ムカシヨモギ属、多年草 (北アメリカ原産の帰化植物)  
分布:全国 生育地:畑、土手、道ばた、草地  
高さ:40〜90cm 花期:4〜9月 花色:白、薄ピンク  


大正時代に鉢植えから広がった北アメリカ原産の帰化植物。繁殖力が強く、今や畑や道ばたに普通に見られます。
へら状の根生葉からなるロゼットは、草の少ない春によく目を引きます。
つぼみはおじぎをするように垂れ、開花すると上を向きます。花の直径は、2〜2.5p。
名前は、春に咲く紫苑なのでハルジオンですが、実際は9月末頃まで元気に咲いています。
私の畑の中では通路に少しあるぐらいですが、土手や草地で一面に群生している様子はとてもきれいです。
    

まだ8月なのに、早くも出芽し葉を広げています。

冬越しロゼット。

春の標準的な状態。

食べごろの若苗。天ぷらやおひたしでどうぞ。
大きくなると、おひたしは食感が悪くなります。

おひたしは、春菊のような香りがします。

つぼみをつけました。

もって菊の畝にハコベと共に生えてきました。

つぼみは垂れておじぎしています。

雑草扱いされる嫌われ者ですが、ピンク色がきれいです。

大正時代の観賞植物の面影が残っているでしょうか。

糸状の舌状花が集まった花の径は、2〜2.5pぐらいです。

ベニシジミが蜜を吸っています。