ヒメオドリコソウ(姫踊子草) 学名:Lamium purpureum  戻る
分類:シソ科・オドリコソウ属、越年草  (ヨーロッパ原産の帰化植物)  
分布:全国(主に本州) 生育地:畑、土手、野原  
高さ:15〜25cm 花期:3〜5月 花色:紫ピンク色  


全体が葉を積み重ねた天守閣のような形で、上部の葉腋に小さなピンク色の唇形花つけます。
葉は下部は柄がある丸いハート形、上部は柄のない舌状の苞葉で紅紫になることが多いです。
群生すると一面が紅紫色になり、春の畑や野原ではよく目立ちます。
近縁種に在来種のオドリコソウ(Lamium album var. barbatum)とホトケノザ(Lamium amplexicaule)があります。
 

冬越しのかわいい幼苗。

早春に目につく代表的越年草。
ヒメオドリコソウの他に、ハコベ、タネツケバナ、
スズメノカタビラが見えます。

寄り集まった若苗、柄が長く丸いハート形です。

対生の葉が、上に増えていきます。

畑で群生しています。

上部の葉の腋にピンクの母をつけます。

紫の葉を重ねて作った天守閣のようです。

花はピンク色の唇形花、大きさは1pぐらい。
葉もズームアップすると、きれいに見えます。。

9月、萌え出て間もない双葉。

本葉がでました。

こうなると、ヒメオドリコソウと判ります。

11月の状態、越冬します。