イヌビユ(犬莧) 学名:Amaranthus blitum
分類:ヒユ科・ヒユ属、1年草
分布:全国 生育地:畑、道ばた
   高さ:20~40cm  花期:7~10月  花色:緑(花穂)
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高さは20~40㎝くらい、葉は互生する単葉で菱状卵形の全縁、先端がへこんでいます。
葉の付け根や茎先に、緑色の粒が密に多数集まった花穂をつけます。
花穂には雄花と雌花が混じってつき、果実は緑色のままです。
柔らかい茎先や若葉、地下の鱗茎は食べられるそうですが、食べたことがありません。
畑の中で見ることがありますが、数は少ないです。
名前の由来は、「イヌ」は犬、否(いな)で、役に立たないヒユの意、とのこと。
    

葉の先端がへこんでいるのが特徴で、識別ポイントです。

葉脇や茎先に、緑色の粒粒が集まった花穂をつけます。