イヌタデ(犬蓼) 別名:アカマンマ 学名: Persicaria longiseta  戻る
分類:タデ科・イヌタデ属、1年草  
分布:全国 生育地:畑、土手、道ばた  
高さ:30〜60cm 花期:6〜11月 花色:ピンク色  


畑や道ばたに普通に見られる高さ30〜60cmの1年草で、赤い小さな花と実を赤飯に見立てて別名アカマンマ。
茎は枝分かれしながら立ち上がり葉は互生、茎先に穂状花序を出して小さい花を沢山つけます。
花序の長さは3〜6p、花には花弁はなく、花弁に見えるのはガク片です。ガクはピンク色で5裂し、花弁のように見えます。
私の畑では土手や林縁や道ばたに生えていて、畑の中にはあまりありません。
犬(イヌ)は役立たないの意。よって、食べることができなく役に立たない蓼(タデ)が名前の由来。ワンチャンに大変失礼。
 
2020/07/19撮影
若苗です。木陰の土手に群生しています。
2020/09/15撮影
畑続きの土手、すぐ横には野菜が育っています。
侵入して来る時もあります。

土手に群生、横に這って根を下ろし立ち上がります。
2020/09/10撮影
花が穂状にびっしりついています。
2020/09/10撮影
 花序が3本出ています。花序の長さは3〜6pです。
2020/09/10撮影
ピンク色のガク片(花被片)。
小苞(しょうほう)に長い毛が生えています。

日当たりの良い場所の花は、密で赤みが強いです。

10月中旬になっても花の色が鮮やか、きれいです。