ノボロギク(野襤褸菊) 学名:Senecio vulgaris    戻る
分類:キク科・キオン属、越年草  (ヨーロッパ原産の帰化植物)  
分布:全国 生育地:畑、道ばた  
高さ:20〜60cm 花期:3〜11月 花色:黄  


畑や道ばたなどで見かける帰化植物で、開花は春から夏、花は秋まで見られます。
茎は中空でやわらかく、よく分枝します。葉は互生し、肉質で不揃いの切れ込みがあり、春菊を思わせます。
茎葉の脇から花柄を出し、黄色の頭花をつけます。頭花は筒状花が集まったもので、まるでつぼみのようです。
花の後は、白い冠毛が集まった球状の綿毛になります。冠毛には種子がついていて、風に乗って飛ばされ生育地を広げます。
名前は、冠毛がぼろくずのように見える野に咲く菊からノボロギク。ボロとは少しかわいそう。
  

花径は約6mm、きれいな黄色です。

葉は、肉質で切込みがあります。

筒状花が集まったつぼみような頭花、先細りです。

冠毛についた種子は、風に飛ばされ生育地を広げます。

真夏になっても元気、花を咲かせています。

11月になっても元気です。