オオバコ(大葉子) 別名: |
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分類:オオバコ科・オオバコ属、多年草 | |||
分布:全国 | 生育地:畑、土手、道ばた | ||
高さ:10〜30cm | 花期:5〜9月 | 花色:白、うす緑 |
道ばたや空き地などに普通に生える多年草です。 地面に張り付くような根生葉をロゼット状に出し、中から花茎を立ち上げて上部に小花を穂状につけます。 全草と根の繊維が強く、引っ張っても切れないし抜けません。とにかく草とりが大変で嫌われものになっています。 畑では畝にはほとんど生えず、通路だけに生えています。固いところが好きなのでしょう。 通路には他にスズメノカタビラ、クローバーやハコベなどが生え、雨が降っても靴底が汚れないので助かります。 オオバコは利用価値のある草です。若葉は食べられるし、乾燥させたものや種子は煎じ薬に利用されています。 踏みつけられても嫌われてもたくましく生きる生命力、すごいと思います。 |
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![]() 若苗。昨年の枯れた花茎が見えます。 |
![]() 農道に群生、固い所が好きです。 |
![]() 畑の通路の常連さん、オオバコ。 クローバー、スズメノカタビラ、ハコベ、カキドオシも。 |
![]() 群生するオオバコ。 |
![]() 踏まれても踏まれても何のその、時期になると数本の花茎を上に伸ばします。固いところが好きなので、畝にはほとんど生えません。 |
![]() 畑の通路の草は取らないでそのままに。雨の日でも靴底が汚れません。 |
![]() 穂状花序は、下から順次咲きます。 |
![]() ブラシのような雌しべの柱頭が先に出て、下から追いかけるように雄しべがでます。雄しべ先端の葯は紫がかった白で目立ちます。 |
![]() 雄しべの白い葯が目立ちます。 |
![]() びっしりついた花の後の果実。長さ4oほどの長楕円形で、中に5〜7個の種ができます。 |