スベリヒユ(滑莧) 学名: Portulaca oleracea  戻る
分類:スベリヒユ科・スベリヒユ属 1年草   
分布:全国 生育地:畑、道ばた、空地  
高さ:10~30cm 花期:7~9月 花色:黄色  


日当たりの良い場所に生える1年草。全体が多肉質でつやつやしていて、乾燥にめっぽう強いです。
茎は赤紫色を帯び、地面を這うように広がります。茎や葉は園芸種のポーチュラカにそっくりです。
葉はへら状、花は黄色で大きさは直径6~8mmほどで、日が当たると開花し暗くなると閉じます。
スベリヒユは美味しい雑草として名高く、酸味がありますが、サラダやおひたし、炒めものなど、野菜並みに利用できます。
また、ゼンマイのように軽くゆでて天日で乾燥すると、長期間保存できます。子供の頃、よく食べた記憶があります。
 
2020/06/20撮影
乾燥していても、いつの間にか生えてきます。

枝分かれしながら、地を這って広がります。
2020/08/01撮影
茎は帯赤紫で斜上し、葉は互生で長さは15~25㎜ほど。
2020/08/01撮影
日光と乾燥が大好きですが、雨が続くと他の草の勢いに負けてしまいます。酸味があって美味しい。

花が終わって緑色の果実をつけました。大きさは直径3㎜、長さは7㎜ほど。

赤みを帯びた薄茶色の茎を伸ばし、黄色の花をたくさん咲かせました。

 黄色い花の直径は7㎜前後、拡大するときれいです。