スズメノカタビラ(雀の帷子) 学名:Poa annua  戻る
分類:イネ科・イチゴツナギ属、越年草  
分布:全国 生育地:畑、道ばた、空地、草地  
高さ:10〜30cm 花期:3〜11月 花色:うす緑〜うす紅紫色  


畑や道ばたに普通に生える越年草で、踏まれても耐えるたくましさがあります。
秋から春に発芽し、地に張り付くように葉を広げます。茎先に花穂を出し、うす緑〜うす紅紫色の小穂を多数つけます。
小穂は卵形〜長楕円形で長さは4〜5o、葉は線形で長さは2〜10p、根元に密生します。
名前の由来は、雀は小さいの意、帷子は裏地のない一重の着物で、花穂を雀が着る小さい帷子に見立てた。
畑では、主に通路に多く生えていて、靴底が泥土で汚れないのでそのままにしています。
 

早春の若苗。

まだ寒いのに花をつけています。驚きです。

茎先につけた花穂、色はうす紅紫色をしています。

しっかり根を張って、地面に張り付くように生えています。

早々に花を付け始めました。

花穂を雀の帷子に見立てた。