ハキダメギク(掃溜菊) 学名:Galinsoga quadriradiata  戻る
分類:キク科・コゴメギク属、1〜2年草  (北アメリカ南部原産の帰化植物)  
分布:全国 生育地:道ばた、畑、空地  
高さ:20〜60cm 花期:6〜11月 花色:白  


掃溜菊。植物学者の牧野富太郎博士が、世田谷のゴミ捨て場「掃き溜め」近くで見つけて名付けたとか。何ともかわいそうです。
でも、拡大してみるとかわいい花、抗うわけではありませんが、私は「掃き溜めに鶴」と呼びたくなります。
茎は2分枝を繰り返しながら伸びて、高さは20〜60pになります。葉は対生し、縁に波状鋸歯のある卵形です。
上部の枝先には小さな頭花をつけます。大きさは直径6〜8o、外周に3裂する白い舌状花が5個、中心部に黄色い筒状花が多数つきます。
似ているものにコゴメギクがありますが、舌状花が小さいので容易に見分けがつきます。
 

葉は対生し波状鋸歯のある卵形。
3本の脈が目につきます。

茎は二又に分枝します。
茎や葉に産毛が生えています。

近くの畑の隅に群生していました。
花は小さくて目を引きません。

よく見るとかわいい花です。

周囲に浅く3裂した白い舌状花、中心に黄色い筒状花
頭花の直径は8oほど。