ヒメスイバ(姫酸葉) 別名:スカンポ 学名:Rumex acetosella | 戻る | ||
分類:タデ科・ギシギシ属、多年草 (ヨーロッパ原産の帰化植物) | |||
分布:北海道~九州 | 生育地:土手、道ばた | ||
高さ:20~60cm | 花期:4~8月 | 花色:緑~帯赤紫色 |
土手や道ばたで見られる雌雄異株の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。和名は、小さい酸っぱい葉から。 ロゼット葉で越冬し、葉の基部は耳状に張り出していて、葉の長さは5㎝ぐらいです。 葉の中から赤みを帯びた茎を立ち上げ、4月中頃から細い花穂に赤紫色を帯びた花を多数つけます。 地中を浅く横に這う地下茎から所々に茎を出して広がり、群落を作ることがあります。 スイバと同じく、茎や葉にシュウ酸が含まれているので噛むと酸っぱいです。 私の畑では、土手の上に群生していますが、油断すると畝の中にも侵入して来ます。 |
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![]() 赤みを帯びた冬越しロゼット。 |
![]() 葉の基部は耳状に張り出しています。地下茎を伸ばして、畑の中にも入ってくることがあります。 |
![]() 畝の中にも侵入しています。 |
![]() 茎の先に、花が付き始めました。 |
![]() 茎は赤みを帯びています。 |
![]() 5月には土手一面赤紫色になります。 |
![]() ベニシジミもよく訪れます。幼虫の食草です。 |