イタドリ(虎杖)  別名:スカンポ、サシドリ、スイバ  学名:Reynoutria japonica    戻る
分類:タデ科・イタドリ属、多年草  
分布:北海道〜九州 生育地:土手、道ばた、山野  
高さ:50〜150cm 花期:7〜10月 花色:白〜淡紅色  


土手や山野で普通に見られる雌雄異株の大型の多年草。茎は中空で、葉は先がとがった楕円形〜卵形で互生します。
葉のわきから枝を伸ばし、枝先に白い小さな花を穂状につけます。花弁はなく、5裂するガクが花びらのように見えます。
山菜のサシボはオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)の新芽、本種も新芽や若茎を食べられます。
シュウ酸を含んでいるので、食べすぎにご注意を。私の畑ではイタドリは目に付きますが、オオイタドリは見かけません。
名前の由来は痛み取りの薬効があるからとか。
  

4月の若芽。

土手の幼苗、葉の裏のエビ茶色が目立ちます。

一目でイタドリとわかるようにな大きさになりました。

畑の土手のイタドリ。葉脈は赤みを帯びて目立ちます。

土手斜面で、他の植物と一緒に生えています。

花をつけ始めました。

葉腋から花序が出ているのが分かります。

咲き始め。雌花の様です。

小さい白い花がきれいです。