キランソウ(金瘡小草) 別名:地獄の釜の蓋(じごくのかまのふた)  学名:Ajuga decumbens  戻る
分類:シソ科・キランソウ属、多年草  
分布:全国 生育地:土手、道ばた、林縁  
高さ:5〜15cm 花期:4〜5月 花色:紫  


鮮やかな紫色の花をつけるキランソウ、春の野山でよく見ますが私の畑でも見ることができます。
茎は立ち上がらず、地面にへばりつくように這って四方に広がります。葉は対生し、花は1pほどの唇形花で葉腋に数個つけます。
唇形花の下唇は3裂し大きく、上唇は小さいです。仲間にジュウニヒトエやニシキゴロモ、ヒイラギソウ等があります。
別名の「地獄の釜の蓋」は、地面に蓋をするように張りつく様子から名づけられたとか。
私の畑では、土手の下や雑木林との境界で見られます。
   

葉は柊の葉に似ています。
山地に自生するヒイラギソウというのもあります。

唇形の花、色が鮮やかです。

草に埋もれて目立ちません。