モンシロチョウ (紋白蝶) Pieris rapae 分類:昆虫綱・チョウ目・シロチョウ科 食草(幼虫):アブラナ科(ダイコン、キャベツ、他) 害虫度:中★★ |
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灰黒色の紋がある白い蝶なのでモンシロチョウ。 誰もが名の由来まで知っている、最も身近な蝶です。 一般的に、青虫といえばこの蝶の幼虫を指し、アブラナ科の野菜を食害します。 ひらひら飛んでいる姿や青虫の様子も可愛いのですが、りっぱな害虫扱いされています。 時々天敵のアオムシコマユバチ(青虫小繭蜂)に寄生されているのを見かけます。 寄生蜂との関係について、興味深い研究があります。 秋田では年2〜3回発生し蛹で越冬します。 |
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![]() ニラの花のカップル。 上が♂、下の翅端部が黄色いのが♀。 |
![]() メキャベツの葉裏に産み付けられた、1mmぐらいの縦長の卵。縦縞が入ったトウモロコシの様な卵です。 |
![]() うぶ毛が生えた太めの姿がかわいいですが、 モリモリ食べて葉に穴を開けます。 |
![]() 30mmぐらいの終齢幼虫。 しっかり食べてメタボ気味です。 |
![]() 12月になってもまだ幼虫。 黄色の背中線と側線、間もなく蛹になって越冬です。 |
![]() 蛹になった寄生蜂のアオムシコマユバチ。 体内から幼虫が出て蛹になりました。やがてハチになります。アオムシはまだ生きていますが、やがて死にます。 |
![]() 2010/08/18採取、モンシロチョウの蛹です。 大きさ16mmぐらい.。これを羽化させます。 |
![]() 2010/08/23羽化したモンシロチョウです。 |
![]() キュウリの雌花で。 |
![]() 多くの天敵から逃れて成虫になりました。 大きさは3cmぐらいです。 |