ウリキンウワバ (瓜金上翅蛾) Anadevidia peponis 分類:昆虫綱・チョウ目・ヤガ科 食草(幼虫):ウリ科 害虫度:低★ |
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幼虫はウリ科の野菜を食害します。姿かたちや模様が独特で、識別は簡単です。 後足は2対しかなく、尺取り虫のように歩きます。見た目はとても気持ち悪いです。 蛹は繭に包まれた白っぽい薄緑色で、22mmぐらい。 成虫は前翅長18mm前後で、端部に金色の斑紋がありますが、不明瞭の個体が多いです。 畑にはウリ科野菜が多いですが、ユウガオが一番好きのようです。次はカボチャ。 |
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![]() 卵は1個ずつ葉裏に産み付けます。 クラックスケールで測ると、直径は約0.45o、小さいです。 |
![]() 拡大してみると、栗きんとんのようです。 色は、透明感のある白。 |
![]() 体長6o、ユウガオの葉を食べていました。 カボチャよりユウガオが好きです。 |
![]() 実が痘痕になったり、奇形になったりします。 早いうちに処分になります。 |
![]() 若齢幼虫でも黒イボが目立ちます。 |
![]() カボチャの葉に、独特の姿でついていました。 |
![]() 老齢幼虫と中齢幼虫。どっちも気持ち悪いです。 |
![]() キュウリの葉に付いた前蛹。 |
![]() 白い糸で作られた繭の中で蛹になりました。 |
![]() カボチャの葉でなりたての2つの蛹。これを羽化させます。 |
![]() 1個の蛹が11日で羽化しました。元気です。 |
![]() 前翅長は実測で、約19o。金色の斑紋が不明瞭です。 |
![]() サトイモの葉上にいた成虫。 |
![]() キュウリの葉の成虫。 |