ワタアカキリバ (綿赤切羽蛾) Cosmophila flava 分類:昆虫綱・チョウ目・ヤガ科 エグリバ亜科 食草(幼虫):オクラ、フヨウなどのアオイ科植物 害虫度:低★ |
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幼虫はオクラの葉を食害します。蛹は黒く15mmぐらいです。 成虫はオスとメスの色が違います。メスは全体が黄色っぽく、褐色の線模様があります。 オスはごげ茶色の地色に金色の模様があります。 他に、オクラの葉を巻く害虫にワタノメイガがいますが、見分けるのは難しくありません。 |
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![]() オクラの巻かれた葉を開くと、25mmぐらいの幼虫が出てきました。 ワタノメイガの老齢幼虫は、白っぽい緑です。 |
![]() 巻かれたオクラの葉の中に蛹がありました。これを羽化させます。 ワタノメイガの蛹は茶色です。 |
![]() 羽化させるとオスのワタアカキリバです。 |
![]() 前翅長15mmぐらい。 |
![]() オクラの巻葉の16mmぐらいの蛹、くねくねと元気です。 これを羽化させることにします。 |
![]() 8日後、ワタアカキリバの♀が羽化しました。 前翅長16mmぐらい。 |
![]() 裏側から見ると、脛節には発達した棘があります。 |