ナガコガネグモ (長黄金蜘蛛) Argiope bruennichii 分類:クモ綱 ・クモ目・コガネグモ科・コガネグモ属 食性:昆虫類 |
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オスは10mm前後、メスは約25mmの大きなクモです。 幼体は垂直の網の中心に、ジグザグに糸を張った隠れ帯の陰に隠れています。 危険を察すると、網を激しく揺さぶります。巣にかかった昆虫を食べてくれます。 夏〜秋にかけて成体となった♀は、複数回産卵し、その都度つぼ状の卵嚢を作ります。 秋に孵化した子グモは、卵嚢の中で越冬し、6月になって、ようやく卵嚢から旅立ちます。 |
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![]() 20mmぐらいになった♀、もう少しで成体です。 |
![]() 裏から見るとこんな感じ。 |
![]() 25mmぐらいある成体の♀。 |
![]() ![]() 隠れ帯に隠れる12mmぐらいの幼体。左は背中側から、右は反対側から。隠れ帯の陰で、姿が見えません。 |
![]() これがオス。メスより小さく9mmぐらい。 |
![]() コバネイナゴでしょうか、網にかかってしまいました。 糸疣から糸を出して、獲物をぐるぐる巻きにします。 |
![]() 大きな♀です。9月になってだいぶ大きくなりました。まもなく産卵し、糸でぐるぐると卵嚢を作り、そして一生を終えます。 |
![]() 卵嚢。直径14mm、高さ20mmぐらい。約1か月で孵化し、子グモは卵嚢の中で冬を越し、6月になって出嚢します。 |
![]() 直径18o、高さ25oの大きな卵嚢。モッテ菊で。 |