シオヤアブ (塩屋虻) Promachus yesonicus 分類:昆虫綱・ハエ目・ムシヒキアブ科 食性:幼虫:ミミズやワラジムシ、昆虫類、成虫:昆虫類 |
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体長25〜30mmぐらい。上半身毛深く、オスの腹部先端には白い毛が塩を盛ったように生えています。 畑では7〜8月にたくさん見られますが、9月に入ると急にいなくなります。年一回発生で、越冬態は幼虫。 動きは素早く、カメムシやコガネムシ等の昆虫を捕まえ体液を吸います。 畑で見るムシヒキアブ類の中では一番多いのが本種で、害虫駆除に貢献しています。 |
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![]() ♀がトラマルハナバチを捕まえました。 |
![]() コウカアブを捕まえ、キュウリの葉上で体液を吸う♂。 |
![]() ヒメコガネの体液を吸ってます。 |
![]() シオヤアブ♂、獲物を物色中です。 |
![]() コガネムシを捕えた♂のシオヤアブ。毛深いです。 |
![]() ブチヒゲカメムシを捕えました。 |
![]() 口吻を突き刺し、体液を吸います。 |
![]() カップルです。右が♂。 |
![]() ♀のシオヤアブ。 |
![]() ズボンに止まった♀。 |
![]() ♂です。カメムシの裏側から口吻を刺しています。 |
![]() ススキの葉につかまり、上から下に向けてきれいに産卵します。 |
![]() 危険を察して飛び去り、泡のような卵塊が残りました。 中には、1.5oぐらいのベージュ色の卵がぎっしり。 |
![]() 完全な卵塊です。ほとんどがススキの葉に付いています。 ワタのような泡の中にはベージュ色の卵が詰まっています。 |