ヤマトシリアゲ (ベッコウシリアゲ) Panorpa japonica 分類:昆虫綱・シリアゲムシ目・シリアゲムシ科 食性:成虫は主に昆虫死骸、幼虫は土中小昆虫等 |
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成虫の体長は18o前後で、オスはサソリのようにお尻を上にくるりと巻き上げています。 この形態からシリアゲムシ。 一般的に年2化で、春型は黒っぽく、秋型は黄褐色でその色からベッコウシリアゲとも呼ばれています。 成虫の食餌は主に昆虫類の死体で、長く鋭い朱鷺の嘴のような口器の先端で食べます。 |
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![]() 春型の♂、体色は黒。 |
![]() 脚にタカラダニが取り付いています。 |
![]() 秋型の♀。別名ベッコウシリアゲ。 |
![]() ♀、ピーマンにて。 |
![]() 先端は少しせりあが上っています。 |
![]() 朱鷺の嘴を連想します。 |
![]() だいぶおなかか膨らんでいます。まもなく土中に産卵、幼虫越冬し、順調であれば蛹を経て5月に羽化することになります。 |
![]() サソリを連想させる♂。 |
![]() お尻を巻き上げているから、シリアゲ。 |